宮本武蔵
剣豪宮本武蔵。美作の生まれで関が原の合戦では西軍として参陣します が、わずか1日で敗戦したため浪人となります。 宮本武蔵を尊敬される方は大勢います。が、私はそうではありません。 なぜ好きではないかといいますと、日本史に出てくる剣豪や剣の達人に あまり好感を持てる人はいません。嫌いな剣豪の中には柳生一族も入り ます。 柳生一族は徳川幕府の剣の師範格に過ぎないのですが、裏柳生が君臨し 暗殺に次ぐ暗殺を繰り返したからです。 宮本武蔵の幼馴染に「おつう」とい女性がいます。おつうは成人した武蔵 を思い続け、武蔵のあとを追いながら日本中を旅します。実際にどのくら い旅を続けたのかは謎のままですが、武蔵はおつうの気持ちを知りながら、 とうとうそれに応えることはありませんでした。 おつうという一人の女性をこれほど不幸にした武蔵は、己の修行のための ことしか考えていないように思います。 また武蔵は決闘の場所には必ず遅刻して行きました。作戦であったにせよ 卑怯であるように思います。巌流島での小次郎との決戦のあとの武蔵の 人生は謎です。