坂本竜馬
幕末日本史の超英雄坂本竜馬。 彼は土佐藩の郷士の子として生まれる。郷士とは下級武士のことであり、 関が原の合戦により長宗我部氏に代わり山内氏が国主となりますが、 このときにもともとの長宗我部の家臣は下級武士として冷遇されます。 竜馬は土佐藩を脱藩し後に亀山社中・海援隊を組織し、幕府の勝海舟の 弟子同然になります。 大政奉還や薩長連合の成立に尽力し江戸幕府解体の立役者となります。 西洋学をよく学び旧態依然の国家制度を大改革しようとしますが、志半ば 京都池田屋にて謎の暗殺をされます。 竜馬を暗殺したのは新撰組とも見廻組ともいわれ謎は多いのですが、徳川 慶喜を中心とした新体制に動き出したことに不満があった西郷隆盛の黒幕 説もあります。私は西郷黒幕説が有力だと思っています。 坂本竜馬は京都にくると必ず伏見寺田屋に宿泊していましたが、現在も伏見 寺田屋は存在し、休憩や宿泊も出来ます。 京阪電鉄の伏見桃山駅下車。徒歩10分くらいのところにあります。